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カテゴリ:版画工房( 11 )


2013年 09月 16日

風に吹かれて

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自転車がまるでスターウォーズに出てくる
ホバーバイクのように飛んだ。
ように思えたほど速く走りました。
雨が止んだので自転車で工房へ出かけたのですが
風は猛烈に吹いていたからでした。
台風18号の風に乗って飛ぶ様に自転車が走ったのです。

今日は南米でJICAのお仕事をしている若い友人が工房を訪ねてくれました。
珍しい体験ばなしと
美味しいチョコのお土産ゲットです。
お菓子を狙って工房に入ってくる小学生たちには内緒です。(^ー^)ノ

来月予定の個展に向けての新作も
仕上げの段階に入りました。
同時進行しているちょっぴり面倒なお仕事も複数あって、
頭と手の整理が、うっかりしているとゴチャゴチャになりそうです。

台風18号は去りましたが、頭の中は台風です。
台風一過は年明けになりそうです。

by fujita-art | 2013-09-16 21:42 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 08月 16日

ヘコみ

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願っていたことがすべて否定されたり、
苦労して作っていた作品が
最後の仕上げの段階で失敗した時、
ヘコみます。
ココロがヘコむのはできれば勘弁してほしいと
この歳になっても思うワケです。
ヘコんでうれしいのは活版印刷です。
ギャラリーの企画に合わせて
エンボス版画とタイポグラフィーを合わせたものをこしらえています。
銅版画などと比べれば
印刷工程は少なく、楽なのですが
これはこれで結構、気を使う作業です。
何度も失敗を重ねて、ヘコんでいると、
そのうち技術を習得し、
きれいなヘコみが出るようになりました。

版画制作の合間を縫って、思い出したように作業を進めています。

Good day & peace!
ヘコまずにヘコます。
今日の課題でした。

by fujita-art | 2013-08-16 19:34 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 08月 13日

工房にはニセ紫外線

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露光器は手作りなのですが
と言っても、既製品を買ったとしても誰かの手作りなので
自分でこしらえるワケです。
これは版画の写真製版に使うのですが
使用するランプは20Wのケミカルランプが10本。
作ってから、かれこれ10年近く経つので
ランプを交換しました。
ケミカルランプというのは別名ブラックライトと言います。
行ったことはありませんが
日焼けサロンなどで使用されているのではないでしょうか。
つまり、疑似紫外線を出すランプです。
連日の猛暑で太陽に愚痴っているお方がおられるかと思いますが、
ワタクシの工房には200ワットのニセ太陽もいるワケです。
ランプ交換記念に写真を撮ってみたら
意外と美しかったのでアップしたということです。

おもしろくもない話でした。
紫外線を避けてお仕事をしているのに
紫外線にお世話になっているのです。

しかし、暑いですね。
枕の上に、大型の保冷剤を置いて寝ております。
脳みそが凍りそうです。
腐りかけているのでちょうど良いかと。(笑)

by fujita-art | 2013-08-13 21:49 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 08月 06日

サンプル

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新しい設備が導入されると今までのデータは役にたちません。
写真製販用の原稿をこしらえるための
プリンターが新しくなったので、
様々な条件下の版下をこしらえて、製版に臨みます。
正直、かなり面倒な作業なのですが、
イメージをカタチにするためには大切な作業です。
版画制作において、時々偶然性の効用が語られる時がありますが、
偶然性ばかりに頼っていてはプロとは言えません。
ですから、偶然の出会い(?)ばかり期待しているワタクシは
プロ失格です。
まぁ、それは兎も角として、
カンにばかり頼っていて失敗の多いワタクシ、
自戒を込めて作業前のサンプルをこしらえているわけです。
銅版でしたら先人の残して下さった見本がいっぱいあるのですが、
ポリマー樹脂版なんて言うまだまだマイナーな版種のサンプルは
自分で作らないと先に進めないワケです。

最近、自分で苦労せずにスグにマニュアルに頼ったり
なんでもかんでもネット検索で答えを見つけようとする人が多いので、
ちょっぴり気になります。

さて、それではクックパットで検索しておやつでも作ろうかな(^_^;)。


■写真は原稿のフィルムと製版したての樹脂版

by fujita-art | 2013-08-06 09:59 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 07月 18日

版画集のエディション刷り

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版画集のエディションをやっと刷り上げる。
3月にギャラリエアンドウで発表し、
そのあと4月5月6月と横須賀美術館での展示。
その間もなかなかまとまった時間が取れずにいましたが、
やっと刷り終えました。
こう見えてもけっこう忙しいのですよ。(なにが?)
とりあえず、このあとは秋から関西で見て頂く予定です。
刷り終わった作品はタイトルごとに小分けして保管します。
もっともエディションを刷り終えることはワタクシにしては珍しく、
これは、フォトポリマーの不安定さ故です。
次は秋の個展に向けて新作を作る?
暑いからなぁ、どうしようかな?
ぼちぼちやりますか。
あっ、そうだ。
なんかもう一つお仕事があったなぁ。
ここで、メールの履歴を確認。
あったあった。
なんでも「二つ折り(あるいは三つ折等)の、開いて観るアート」
とか。
忘れてたワケじゃないんですよ。
はっきり覚えていなかっただけです。
こんなのありますが参加します?
という問い合わせがあったので、
即OKの返事をしたことだけは覚えていたのです(笑)。
さて、
それではそちらも考えましょ。
忘れる前にね。

■写真は作品を小分け保管するためにこしらえたケース。

by fujita-art | 2013-07-18 20:56 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 06月 06日

かんむし薬

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工房にガラクタがいっぱい入った箱があるのですが、
その中に、木でできたスタンプの様なものがあります。
どこで手に入れたのか忘れました。
これ、まぁ、言ってみれば版木なワケで
眺めていたら刷ってみたくなりました。
印刷は得意なんです。
版画家ですので。
墨で刷るのが道理なのでしょが、
用意するのが面倒くさかったので、
手元にあった油性インクを盛ってバレンで刷ってみました。
使いこなした美しい彫りです。
どうやら薬の袋に使用したもののようです。
子供用の熱冷まし「かんむし薬」とありました。
手彫りの文字はPCから出力したフォントとは
一味も二味も違います。
そうそう、ワタクシが研究しているツボ押し活版印刷も
バレンで刷るのが一番美しいようです。
恐るべし、バレンです。

by fujita-art | 2013-06-06 21:35 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 04月 10日

ツボ押し活版印刷と美し過ぎるエンボスサイン


本日のメニューは4分半で出来る
とっても簡単、健康ツボ押し活版印刷と
極秘の美し過ぎるエンボスサインです。
先ずはフジタハンドプレスVer2を使った簡単活版印刷です。
このハンドプレスは二本の取っ手部分を手のひらで包むようにして
全体重を乗せるのがポイントです。
この時手のひらにあると中国人が言っていた
よくわからないツボを刺激するらしく
ハンドプレスを発案し作業を始めてから
「胃腸の調子がいいんです」と来月還暦を迎える
版画家のF氏の証言があります。
そんなワケで簡単活版印刷は胃腸の活発を促すようです。
次は美し過ぎるエンボスサインの作り方です。
こちらは思わぬ落とし穴が、、、。
調子に乗っておしゃべりしながら作業をしていたら、
なんと原稿を裏返しにおいてしまい
プレス機を通って出てきた紙をめくると
全部逆さま(汗)。
でもね、そんな時のためにと
あらかじめ出来上がりを鞄にしまって用意しておきました。(ズルッ!)
人間だもの誰にだって失敗はあるサ。

今年もムサビの技法研究とかにお呼ばれし、
今日もインチキくさい秘伝を披露してきました。

写真が無いのはカメラを忘れたのではなく
そんな余裕がなかっただけです(泣)。

by fujita-art | 2013-04-10 22:54 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 03月 22日

骨董屋ではありません


「こちらは売っていただけるんですか?」
「申し訳ありません、売り物ではないんです。」
今日、珍しく工房でお仕事をしていると
六十絡みの紳士が入って来ました。
ワタクシの趣味で並べているガラクタに惹かれたご様子。

お好きですか?

お目が高い!

なんて骨董屋の親父にでもなった気になって
そろばんを弾きそうになりましたが、
あーちすとだった事を思い出し、
骨董屋のオヤジではない事をキッパリと宣言しました。(笑)
壁にはワタクシの作品を掲げているのですが、
そちらには目もくれずパリで手に入れた年季の入ったテストハンマーや
使用不能なオイルランプに興味をお持ちになったようです。
残念ながら版画の方に目を向けさせるには
ワタクシ、まだまだ修行が足りないようです。
でもなぁ~、、、、。
いっそのことアンティックショップの看板でも出しちゃおうかな。
版画工房としてはちょっぴり複雑な来客でした。(泣)

by fujita-art | 2013-03-22 19:23 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 01月 30日

お仕事中

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今日は珍しく暖かかったです。
それでも、お仕事から帰る頃はやっぱりかなり冷え込んでおりましたが。
しばらく前にも書きましたが
今、美術館の企画展と、その一ヶ月前の個展にあわせて
珍しく、一生懸命にお仕事しております。
なんとか先が見えてきたような状態です。(どうかな?)
後一ヶ月ほどで、完成に持って行かなければなりませんが、
きっと何とかなるでしょう。
たぶん、おそらく、きっと。
20点ほど進行中ですが、
おそらく、この中の12点が版画集というカタチにまとまって行きそうです。
折角、世紀の発明(思いつき)FUJITA HAND PRESSなるものが出来たので、
レタープレスをどこかで使いたいと思っていますが、
詩画集ではないので、言葉がない。
あまりの寒さに言葉もない。
表紙を作って、タイトルに活版をつかいますか、、。
あぁ、このまま暖かい日が続けば、お仕事もはかどるのになぁ。
アタマとフトコロが寒い、今日この頃です。


■写真は浦賀ドックの床

by fujita-art | 2013-01-30 21:21 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 01月 15日

手鈎

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重たい荷物を引き摺ったりぶら下げたりする時に使う手鈎(てかぎ)。
種類によってはマグロなんかをガチッと引っ張ったりしてますよね。
写真は先日、秘密の浦賀ドック撮影会の時に譲ってもらったものです。
もっとも、元造船所なのでマグロは上がらないでしょうけど。
そんなに古くはないようですが、仕事してました感が出ていて
いいなぁと。
特に、補修のために巻かれた番線がいい味出しております。
道具に対する愛情が見えます。
見る人にとっては、いやほとんどの人にとっては
ただの「きったねぇ〜」ってもんでしょうが。
これが、ダイヤモンドに見えちゃんですよ、オジさんにはね。
あのね、これをワタクシ使うワケではないんですよ。
ただただ、工房の棚に置きたいだけなんですワ。
それでね、何年かすると作品の一部に使われたりするのですワ。
もっともそのためには熟成という時間が必要なんですが。
機が熟してなんとやらですね。
今年入社の新人紹介でした。(笑)

by fujita-art | 2013-01-15 21:57 | 版画工房 | Comments(0)