浪人時代に少し通った経験がありますが、
全くというほど知らない世界の一つにパチンコがあります。
このパチンコは日本で一番の大衆娯楽だそうです。
日本の国家予算が85兆円(一般会計)に対して、
パチンコはなんと27兆円産業だというからオドロキです。
そのパチンコのルーツを研究している人がいます。
なんでも、15年かけて調べ上げ、
1冊の本が出版されました。
「パチンコ誕生」(創元社)
著者は杉山一夫さん。
この方、実は20数年前に私の工房に版画を習いに来ておられまして、
私からインチキ版画を無理矢理教わった方です。
にもかかわらず何故か今では日本版画協会の会員で銅版画家でもあります。
版画とパチンコがどこでつながるかは不明ですが、
会場に並んだ20数台の博物館のようなパチンコ台展示は壮観です。
今回出版された本のなかには歴史的にとても重要な発見もあるらしく
かなり、たいへんな研究発表らしいです。
銀座 新井画廊 2月21日まで
もちろん銅版画作品の展示も合わせてあります。
パチンコに興味のある方はぜひ。
「パチンコ誕生 シネマの世紀の大衆娯楽 杉山一夫展」
〒104-0061
東京都中央区銀座7-10-8 第五太陽ビル1F
新井画廊
きっと私に版画を習ってしまったので
版画よりもっと面白いものがあることに気づかれたのではと、、、。
