版画工房の授業の後、横浜へ。
JICAで行われていた日伯交流展を見る。
知り合いの作家としばらく談笑した後、横浜美術館へ。
セザンヌ主義展を見る。
思ったより面白かった。
十代の頃、セザンヌを若いなりに学び、
絵の具の一筆一筆(タッチ)に意志を持つことの大切さを知る。
絵画の本質を学ぶことになるのだが、この展覧会でも主旨は同じ。
多くの画家が若い時代にセザンヌに学び、
セザンヌの後をたどった作品群は面白かった。
ただ、セザンヌを超えるものは一つもなく、
セザンヌの偉大さだけが引き立った展示です。
小さなエッチングや何気ないメモ書きのようなドローイングが
しばし、僕の目を釘付けにしました。
版画工房
横浜美術館