暮れの忙しさでシゴト(制作)がままならず、それによって生じる精神的なストレスをなだめるため、無理矢理時間を作ってアトリエに行く。やりかけの仕事を久しぶりに手を付ける。銅を削って出る銅粉のにおい。その後、バニッシャーで磨くために使用するミシン油のにおい。部屋全体に漂う腐食液と溶剤類のにおい。アトリエには家や街では嗅ぐことがないにおいがあります。危険なにおいでもあります。
今年も後三日。今日は昨日の続きでしかないのに、どうして暮れは判で押したように「追いかけられるような忙しさ」を感じてしまうのでしょうか。
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