何だろうこの感じ。
人恋しいのだろうか。
秋だから、、。
寂しいのだ。
今日、東銀座に向かう前に鎌倉近美別館へ行く。
そう、松本竣介を見に。
13歳の時に聴力を失い、
初めての子が誕生の次の日に亡くなり、
戦時中で絵の具が思うように手に入らず。
それでも真摯に絵画に向き合い、
見る者に静かな感動を与え、
緻密な計画性を持った制作過程は
上質な絵画へと完成されて行き、
いつまでも見飽きさせないのだ。
それでも、寂しいのだ。
悲しいのでもなく、
まして、虚しいのとも違う。
根底に流れているものの中に寂しさがあるのだ。
しかし、この感覚は決して悪い気はしない。
子供への深い愛も感じるし、
自己分析をする葉書の展示資料も最高だし。
周辺の資料展示も含め、
この秋静かに竣介に向き合う事ができます。
オススメです。
Art Gallery M84 へは、11月3日(木・祝)在廊予定です。
Art Gallery M84
松本竣介 創造の原点
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