灯りにつられてたまたま入った小さなイタリアンレストラン
これがびっくりするくらい美味しかったんです。
出かけて帰宅が遅くなってしまったので
今日は何か食べて帰ろうか、となった時のことです。
もっとも毎晩食べにいけるようなお値段ではなかったのですが、
本当に美味しかったので大満足です。
材料が何か、どうやってこしらえたかは知る良しもありません。
いくつか頼んだメニューの名前さえ覚えていません。
カタカナだったことだけは確かですが(笑)。
会計を済ますとシェフがわざわざご挨拶に。
ただ一言「美味しゅうございました」とお伝えした次第です。
時々ワタクシの料理した版画作品について
レシピを詳しく聞いてくるお客様がおります。
まぁ、版画の裾野を広げる事を使命と思っているので、
できる限り包み隠さずお教えしますが。
これがなかなか難しのです。
版画家の方だとある程度話がしやすいのですが
その方の本当の「興味」、持ち合わせている「知識」によっては
ちっとも面白くもない話になってしまうので困るのです。
もっとも、技法(レシピ)に目が行ってしまった事は
作ったワタクシの責任で、まだまだ修行が足りません。
ホントは「なんだか知らないけど感動した!」と言わせたいのです。
そんな作品を目指して
日夜、昼寝の努力を惜しまずに工房に籠っているシェフです。(笑)