お出かけする時は夏でも長袖のワイシャツと決めているワタクシでしたが、
なんだか暑そうだったので半袖のポロシャツでお出かけしました。
昨日のことです。どうでもいいことですが。
長袖にこだわるのは腕に昇り龍や牡丹が、、、
と言うワケでは決してありません。
ワイシャツは長袖しか持っていないだけです。
天気も良かったので、いくつか友人たちの個展を拝見して来ました。
有刺鉄線に見えるハートが壁いっぱいにお花畑のように咲いていたのは
銀座にある養清堂画廊の筆塚稔尚さんの新作展でした。
「MURAGIMO」と名の付いた作品は傷ついた命が
色とりどりに再生され、希望を暗示しているようでした。
5月18日(土)まで
不忍画廊ではニューヨーク在住の藤浪理恵子さんの
「意識の起源」と題した個展を拝見。
こちらはデフォルメされた人の顔が現代人の抱える
様々な苦痛を表しているように見えました。
5月25日(土)まで
日本橋、ギャラリー砂翁ではタカハシタツロウ展。
日本人には珍しい、明るくあっけらかんとした画面。
カスヤの森現代美術館で二人展を企画して頂いた時からのお付き合いです。
5月18日(土)まで
そして、お世話になっている渋谷のギャラリエアンドウでは
「月海歩行の系譜」と題した篠原猛史さんの個展を拝見。
少々難解なテーマも生み出されたカタチは
どれも洗練されていて、爽やかな気持ちにさせれます。
五線譜に描かれたドローイングの展示は
オーナーによって、3月のワタクシの秘密の展示方法が使われておりました。
特許申請をしていなかったのが悔やまれます(笑)。
5月25日(土)まで
久々のギャラリー巡りでしたが、
出歩くにはとっても良い季節でしたね。
真冬の重いコートも、真夏の日傘も必要ありませんしね。
銀座では例のごとく、りんご屋に立ち寄り、
DMを忘れたギャラリーの位置を確認してから
目的地へ向かいました(ちゃっかり)。
そうそう、行き帰りの電車の中で読んだ原田マハの「楽園のカンヴァス」
これがなかなかおもしろかったです。
美術に関わっている方ならばかなり楽しめます。
特に美術館関係者におススメのアートミステリーです。