ツボ押しハンドプレスは体重によって圧が変わる。
日毎に体力低下の気になるワタクシ、
心置きなく、いつでも一定の活版印刷ができるようにと、
日夜、研究に研究を重ねようと昼寝を怠らず
単なる思いつきで、
ここにフジタハンドプレス・バージョン3の試作品を発表します。
取り合えず、ですが。
新型はドリルスタンドを利用しました。
これで今までのハンドプレスに必要だった、
ちょっとしたコツ(職人技)のようなものが解消されました。
誰でもレバーを引きさえすれば美しいレタープレスが出来上がります。
カップラーメンで名店の味を堪能できるようなものです。
しかし、アマゾンで届いたドリルスタンドは
ミニルーター用のモノだったので小さい、そして圧が弱い(泣)。
どうもこの辺の大事なツメの甘さは、
研究者としては決定的な弱点と言える。
たとえば、完璧なコーディネートでスーツを着こなしているのに
鼻毛が飛び出しているのに気づかないで結婚式に参列するようなものだ。
何はともあれ、大事なモノは手に取ってから買わねばと反省しきり。
もう少し、バネの効いた重量感のあるドリルスタンドを見つけなければ。
今のところツボ押し型フジタハンドプレス・バージョン2の方が
優れているようです。
それでも、バージョン3の完成にも希望の光が見えて来ました。
なんだか面白くなりそうです。
■写真はフジタハンドプレス・バージョン3のプロトタイプ