版を水に沈めます。
その水の上に薄~い雁皮紙をそッと浮かし、そのまま版といっしょに持ち上げます。
お~、ここで歓声が湧く。
えッ?なんで?
当たり前だと思っていた技法が場所が変わると非日常となる不思議さ。
そうか、どうやら今日はいいものを見せられたようでした。
感光性樹脂版の応用編最後はワタクシの刷りのデモンストレーション。
銅版雁皮刷りとフォトポリマーグラヴュール+エンボスサイン入り実演。
オマケにプロの裏貼り乾燥方法も包み隠さず秘伝解禁。
作家のたまご達にオジさんの心づかいと気遣いをちょっぴりご披露しました。
ムサビの4年生は、もう卒業制作の準備にかかるのだとか。
いい作家が育つとイイですね。
レタープレスやエンボスサインも様々な可能性を見せてくれました。
写真はちょっと面白かった学生の作品です。
ちゃんとツボ押し活版印刷も正しくご使用していただけました。
次なる新技法を生み出さねば、おちおち昼寝ばっかりしていられません。(笑)
次はiPS版画かな?なんで?