「ここで恩師の◯◯先生に一言お願いします」
へぇ~、どんなお方でしょうか。
ところで、ここの料理はなかなかいけますね。
なんて食べる事に夢中になっていたら
背後から突然マイクを突きつけられました。
ハッ?ワタクシ?エッ?
何かの間違いでは?人違いでは?
あのね、ワタクシ、準備さえしていればそこそこいい話もしないではないのですよ。
でもね、食事中(笑)に、突然ご指名を受けてもアタフタするだけですって。
昨日、十年ほど前にちょっぴり偉そうに、
インチキアートを教えた少年が立派な青年になって
可愛いお嫁さんをもらったお披露目の式での事でした。
式にはありがちな長ったらしいスピーチもなく、
親戚のおじさんの詩吟やどじょうすくいもない
それでもとっても和やかな披露宴でした。
唯一、無ければよかったのはワタクシのシドロモドロの挨拶でしょう。
でも、なんだかうれしくって。
友達がいっぱいの、暖かい人柄のよく出た式でした。
オメデトウ、ONOE君。