須田国太郎、国吉康雄。立て続けに大好きな作家の展覧会を見ました。
須田は先週、神奈川県立近代美術館・葉山で。
アッ、もう終わっちゃうと言うので、慌てて見て来ました。
なんですか、高校時代に画集を通していいなぁ、と
憧れていた作家の一人です。
やっぱりいいんだな、これが。
ティツィアーノの模写まで出ていましたが、
決してうまい模写だとは思いませんでしたが
なるほど、こう言うところを通って来られたか。フムフム。
もう、風景だろうが、動物だろうが、須田国太郎なんです。
これはね、写実の形を取ってはいても、
つまらない写実なんかとっくに超えて
なんていうか、モノなんですよ。モノ。
つまり、その作家の絵画に対する考え方が、
絵空事で終わってないワケです。
そして、今日は横須賀美術館へ国吉康雄を見に。
クニヨシがまとまって見れる機会はそうそうあるもんじゃありません。
ホイットニー当たりには、結構いいモノがあったような。
横須賀美術館はね、時々他では見れないモノを見せてくれます。
なんだかね、役所が絡んだ人事異動で、ウソでしょ?っていう
とんでもないことが起こったりしているのですが、
頑張って欲しいな、いい美術館ですからね。
クニヨシは須田国太郎と同じく、高校時代から好きな作家です。
なんとなくカラフルなサーカスシリーズあたりが有名ですが、
カラフルになる前の作品がまたたまりません。
これ必見ですよ。
もう一つ、
横須賀美術館へ出かけたワケは、
ワタクシの作品展示が明日で終わってしまうことにハタと気づき
家内を連れて行ったのです。
なんだかんだと言って、慌ただしいお出かけでした。