2010年12月18日から2011年4月3日まで
横須賀美術館にて「藤田修ー深遠なるモノローグ」と題して
所蔵品展示室8で特集が組まれました。
たくさんの方々に見ていただく事ができ、
良い評価もたくさん頂きました。
特集を組まれた作家としては喜ばしいことでしたが
期間中にあの3.11を迎えることとなりました。
あまりにも大きな衝撃にことばを失い、
これから先、何をどうしたらよいのか、
アートに何が出来るのだろうか
このまま作品を作っていけるのだろうか
様々なことで、しばらく心の中が混乱しておりました。
今、私に出来ることは日常を生きることです。
与えられた環境で、自分が出来ることを精一杯する事。
私がしていることなどたかが知れています。
でも、そんなたかが知れていることでもほんの束の間
ほんとに僅かな人かもしれませんが、
良い感情を生むことになったのであれば、
それでいいと思いたいです。
まだまだ被災された地域の方々は非日常を強いられています。
背負われた哀しみを思うと、言葉を失いますが、
それでも、生きていきましょう。
ここに横須賀美術館で行われた特集の様子を
スライドとしてまとめて見ました。
3分ちょっとありますが、
見ていただけるとうれしいです。
ガンバロウ、ニッポン。
地図