横須賀美術館で開催中「深遠なるモノローグ」の出品作その3
「Messenger」etching,aquatint
前回紹介した「No Remembrance」と同じ1992年の作。
この時期は毎日新聞主催の現代日本美術展に続けて賞を頂き
少しづつですが公立美術館に作品が収まり始め、
作品にほんの少し自信を持ち始めた時期です。
まだ世田谷の上馬にあったギャラリエ・アンドウで始めての
個展が開催されたのもこの1992年でした。
作品の元になっている写真は北海道に取材したもので、
確か北大をカメラに納めた中の一枚だったと覚えています。
ワタクシの作品は海外取材がほとんだと思われがちですが、
意外と日本での風景だったりするのです。
土曜日に横須賀美術館併設のレストランで珈琲を飲んでいたら
ちょうど原口典之さんが入ってこられたのでご挨拶。
ワタクシの作品に対してとても好意的な感想を頂きました。
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