活版印刷の活字は鉛や錫なのど合金ですが
特殊な文字や図柄のようなものは樹脂版を使うのが一般的でしょう。
ぅん?原理はワタクシの専門の感光性樹脂版と同じはず。
ならばなんて事はない、凹版を凸版に替えてあげれば我が工房で出来るのでは?
いつもはポジで原稿を作っておりましたが
ネガで起こしてあげればいいんだよな。
やってみました。
でけました。このあと多少の改良点はありますが。
さて、問題は印刷方法です。
バレンで刷ってみましたがいまいちシャープさに欠けます。
銅版プレスの圧を微妙に調整してトライ。
インクもいろいろ改良しながら、、
あっ、行けるかもしれません。
自家製の活版印刷による詩画集というかテキストと版画の限定本が出来そうです。
来年の秋頃までになんとか完成させたいなと目論んでおります。
でも、昔から、一度計画発表しちゃうと、どういう訳か実現しないんだよな。
小学生時代の夏休み前の計画表と同じです。
まっ、見なかった事、聞かなかった事にして下さい。(笑)
■写真はパリの版画工房で見せていただいた活版印刷のための組版です。