パリのボー版画工房(A t e l i e r d e g r a v u r e B o H a l b i r k)を訪れる。
いろいろな国の作家がこの工房で自由に版画制作をしている。
ここでは詩画集や版画集も手がけていて、中でも興味を引いたのは
古い活版印刷機。引き出しに整列している活版文字に溜め息がでました。
見せていただいた版画集の数々もめちゃくちゃそそられました。
今回僕のインチキフォトポリマーの技術を聞きたいというので(いいんですか?)、
ちょっとばかり秘密の技法を披露して来ました。
僕が知っているフランス語は
モンペトクワッ(お百姓さん)とアシハポン(タコ)とアシジュポン(イカ)の三語なので
どの程度伝わったかどうか分かりませんが、通訳されたのでダイジョブでしょ。
パリで版画制作の現場をかいま見ることができたのは
非常にエキサイティングで考えさせられる事がたくさんありました。
帰国して昨日は前橋でポリマー版画のワークショップも大成功。
みなさんに喜んでいただきました。
ただ前橋もパリに劣らず遠かったです(笑)。
パリの版画工房