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2011年 09月 10日

シリカゲル


お茶・だしパックにシリカゲルを小さじ5杯ほど入れます。
マチ部分を折りたたみ、マスキングテープで封をします。
それを好きなだけ作り、マップケースに数個いれます。
青い粒のシリカゲルがピンクに変わったら
替え時です。
袋から取り出して、耐熱容器に移し、
レンジで3分チンします。
ピンクに成熟したシリカゲルは青二才の若造に戻り、
またまた、お仕事をしてくれます。
刷り終わった版画作品や、
エディションの残っているポリマー樹脂版の保存には欠かせません。
と言うことに、最近気づきました。

レンジに入って、若返りたいと思っているワタクシです。
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by fujita-art | 2011-09-10 17:18 | Comments(0)
2010年 11月 12日

ドアを開けると

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ドアを開けるとコレクターのAさん。
頼まれていた直し終えた立体作品をその場で渡すワタクシ。
連絡もせず、急に思いたって向かったギャラリエアンドウ。
なんとも不思議なタイミングに驚くアンドウさんとAさん。
まぁ、人生は不思議な出会いがたくさんあるものです。
展示されていたのは、さかぎしよしおうさんの新作です。
深い緑色の新作はさらに緊張感が漂い小気味良いものでした。
渋谷の後は銀座、ギャラリーゴトウへ早川重章展へ。
小さなコラージュが中心でしたが、
絵画の力を十分味わえるものでした。
そして、急いで上野まで。
国立西洋美術館でのデューラーの版画展へ。
版画に携わっている者としては外せません。
数センチの版画でも、巨大なタブローに匹敵する力があります。
版画素描展示室で同時に開催されている「19世紀フランス版画の闇と光」も
併せて見ることをお勧めします。

■写真は直し終えた作品「遺言・七つの言葉」(部分)


ギャラリエアンドウ
国立西洋美術館
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by fujita-art | 2010-11-12 12:25 | Comments(0)
2010年 10月 26日

紙の上の競宴

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10月23日(土)から二つの版画展が始まりました。
多摩美術大学版画の40年展(多摩美術大学美術館)と
紙の上の競宴(東京オペラシティ・アートギャラリー)の二つです。
オペラシティは収蔵品による版画展ですが
日本の代表的な版画作家の作品が版種ごとにまとめられています。
木版画の部屋から始まり、銅版、リト、シルクと進みます。
最初の木版画の部屋には磯見輝夫の力強い大型木版画が場を引き締めていました。
磯見先生には大学に入る前からずっとお世話になっております。
ワタクシの作品は銅版画の部屋に掛かっていますが
となりに北川健次、池田良二という銅版画家の両雄が並びます。
お二方とも誰もが知っている優れた版画作家で
ワタクシと同じフォトエッチングを主体とする作品で知られております。
三人の写真の使い方や表現の違いを見比べてみるのもおもしろいです。
同時開催の企画 建築家「ドミニク・ペロー」の展示も充実しておりました。
12月26日までです。

多摩美の報告はまた後ほど。

■写真は右三点がワタクシです。

紙の上の競宴
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by fujita-art | 2010-10-26 16:02 | Comments(0)
2010年 05月 05日

小さなからだに大きな力


新しい表現をしようとすると
新しい技術を必要とする。
版表現の場合も例外ではなく
技術によるところが多い。
しかし、その技術的な事がくせ者で
技術に頼りすぎると技巧的になり、
と言って、
技術を無視する事も出来ない。
望むのは技術を超えたところに現れる
絵画のアウラのようなもの
無言で人の心を鷲掴みにしてしまうような
絶対的な絵画の力である。

今、これまであまり経験のない
小さな画面の作品に取り組んでいるのだけれど、
手のひらに載せて見るような作品は
小さな宇宙を作り上げなければならず、
これがけっこう神経を使う。

工房に立て籠る連休中でした。
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by fujita-art | 2010-05-05 18:09 | Comments(0)
2010年 04月 06日

活版印刷もどき

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秋の個展に向けて活版製作中。
詩画集のテキスト版はなんとかなる。(たぶん)
エッチングプレス機で凸版を美しく印刷するために試行錯誤。
今日、なんとか光が見えて来た。
プレス機に工夫をし、インクも粒子と粘度を変える。
プレス圧も凹版とはだいぶ変える必要あり。
新しい表現をしようとすれば、新しい技術を必要とする。
このシゴト
ボケ始めたアタマの活性化には少しは役立っているだろうか。
しかし、新しい事を始めても
記録をしておかないとすぐに忘れてしまうのが困りもの。
そうだ、そのためにblogがあるのかもしれない。
うん?ところで昨日は何を書いたっけ?

■写真は自家製活版テスト版
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by fujita-art | 2010-04-06 22:27 | Comments(3)
2010年 04月 02日

清水の舞台


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清水の舞台から飛び降りる思いで
清水の舞台に立つために
清水の舞台の入場券を買って、
清水の舞台から飛び降りるのを思いとどまりました。
300円でした。
桜はちょっぴり早かったようです。

いくつか用を済ませた後、昨日、京都市美術館で日本版画協会展も見て来ました。
毎年、東京で行われているのを美術館改装の理由で今年は京都だそうです。
版画家の天野邦弘さんに京都へ出かける用があると話したら
わざわざチケットを送って下さいました。
すごいですね、こんなに版画を作っておられる方がいるとは。
その数にめまいを起こしそうでした。
ワタクシも版画を作っておりますので
オチオチお昼寝ばかりしてはおられません。
新幹線の時間もあり、じっくり拝見する事が出来なかったのが残念でしたが
入り口を入ってすぐのところに掛かっていた
版画協会賞の作品が目に留まりました。
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by fujita-art | 2010-04-02 10:59 | Comments(2)
2010年 03月 16日

教えちゃいますが


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作品を見るとどんな技法を使っているのかが
気になるらしく、すぐに聞いてくる人がいます。
特に版画の場合は多いようです。
ほんとは技術的な事よりも
内容について聞かれなくてはいけないのですが
技術に目がいってしまうのは作り手の力不足です。
僕の作品の場合も例外ではなく、良く聞かれます。
まぁ、聞かれれば出し惜しみせず、
門外不出の秘伝さえ、包み隠さず教えちゃいますが(笑)
伝わっているかどうかはまた別の問題です。
なんてぇたってスイカとヨドバシカメラのポイントカードを
間違えるような男ですから(泣)。

それと技法名なんてぇものも、
自分で勝手に名付けているものが多いので
どう考えてもインチキくさいものです。
ですから何でもお教えしますけど
決して信用はしないで下さい。



■写真は 「force」 2009  (297×420)×2  ed.10

ATELIER・K(横浜)の個展はいよいよ明日までです。
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by fujita-art | 2010-03-16 21:26 | Comments(0)
2010年 03月 02日

恐れ多い版画

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観覧者はいつも決まって僕の版画の前では身なりを整えます。
ネクタイを締め直したり、
髪の乱れを直したり、
襟を正したり。
僕の版画の前ではみんなが姿勢を正すのです。
まるでこの絵の前では失礼があってはいけないと思うかのようです。

と思っていましたが、
実はイメージが黒ばっかりで、ガラスの額に収まると
まったく鏡状態になってしまうのでした。
作品を見ているようで、実はガラスに映ったご自分をみなさん見ておいででした。(笑)

今日から始まった個展では
鏡はありません。
つまり、額に入れず裸で見ていただきます。
ですから観覧者の姿は全く映りません。
身なりを整えたいお方は画廊に入る前に
近くのお店のウインドーをご使用ください。

写真は本邦初公開の額なし傷なし展示法です。
コレ、実はマグネット、磁石でございます。
詳細は企業ヒミツでございます。ひ・み・つ
でも、言っちゃってますね。
ワタクシが考えだしたと思っていたら、もうどこかでもやっているんですって。
なんて事はない、浅知恵でございました。


ATELIER K TORSO 2010 (近・新作)
横浜市中区石川町1-6 三甚ビル3F. 電話. 045-651-9037
3月2日(火)〜17日(水)月曜休  11:30〜19:00 
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by fujita-art | 2010-03-02 22:26 | Comments(2)
2010年 02月 23日

新作


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タイトルは「little boy」
サイズは600×600㎜
版種はphotopolymer gravure
エディションはオドロキの3部です。
3月4日から始まる新作版画展、
展覧会のタイトルは ATLAS - prologue -
作品予約承ります。
なんて、一度言ってみたかった。(笑)


Gallery SATORUの案内
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by fujita-art | 2010-02-23 21:16 | Comments(0)
2009年 11月 23日

旧作に思うこと

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たとばベテランミュージシャンがコンサートで
新曲の発表をするのと同時に
デビュー曲や懐かしのヒット曲を当時のアレンジのまま演奏したりすること、
そんなコンサートはごく自然な事でしょう。
美術作品の、特に版画の発表などはこれと似ております。
版画は刷り増しなどという事もあって、
そんな行為もミュージシャンのコンサートを思い起こします。
新作の発表にはそれなりの期待と不安が入り交じりながらも
力が入る訳ですが、現在の自分から見るとやり残し感も見える若い頃の作品も
手が加えられる訳ではなく、そのまま発表される事になる。
それでもその時の勢いをそのまま認め、見ていただく。
過去に戻るとか言うのとは少し違って
その時代やその年齢でしか表現できない現実をそのまま認めることです。
先日終えたばかりの個展でもそんな経験をしました。
著名なコレクターからも初期の作品のコレクションの要望があったり、
ネットオークションで絶版になっている若い頃の代表作をたまたま目にしてしまったりすると
そんなことを思ったりするのです。
大切にされる方に渡るといいな。
かなりいい状態のものが出てました。




版画工房  無料体験コースあります
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by fujita-art | 2009-11-23 11:54 | Comments(0)