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2013年 06月 30日

秋まで常設展示

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今日で最終日、横須賀美術館の企画展
「街の記憶」写真と現代美術でたどるヨコスカを
Gallery SATORU の島田さんと昨日もう一度、見て来ました。
実はきのう(6/29)から10/20まで常設展示の第五展示室で
旧作の銅版画が何点か展示されると知らせを受け、出かけたのです。
少し大きめの作品を中心にした展示でした。
ですから、昨日今日と横須賀美術館へ行かれた方は
運悪く、ワタクシの新旧作品を企画展示室と常設展示室で
無理やり見せられる事になってしまったと、言うことです。
あぁ〜、もう明日からはヨコスカまでわざわざやって来て、
FUJITAの作品を見せられることはないワ、良かったヨカッタ。
と、安堵しておられるアナタ、残念でした。
秋までイヤでも、目に入ってしまいます。(笑)

そうそう展示を見終わった時、友人のHさんとバッタリ。
ここであったが百年目、工房まで無理矢理拉致。
三人で美味しいお菓子と不味いこーしーを頂きました。


横須賀美術館


■常設展示 第五展示室  
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by fujita-art | 2013-06-30 13:08 | 美術館 | Comments(0)
2013年 06月 22日

版画集「Yokosuka Details」

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作品を作る時に最初に芽生える核となる
言葉にしにくい自分の中にふつふつと湧いて来る得体のしれないきっかけ、欲求。
そして、感情を整理して組み立てるテーマ。
そう言ったものを足がかりに作品は作られて行くのですが
他者からきっかけやテーマを与えられて作品を初めて作りました。
デザイナーには当たり前について来るクライアントの様なものかもしれません。
今、横須賀美術館で行われている「街の記憶」展に展示されている
版画集「Yokosuka Details」はそのようにして完成したものです。
ヨコスカに生まれ、育ったこの土地のことは
外から見たら特殊に見えるのかもしれないけれど、
ワタクシにとっては日常であった事を、
今更ながらに感じさせられた時でした。
子供の頃には庭を挟んだ家では、
アメリカの兵隊さんが毎日のように出入りするのを目にしていたし、
基地に働く隣に住む幼馴染みのお父さんからは
ブラックチェリーソーダや甘すぎるチョコレートを良く頂きました。
アメ車に憧れた年下の友達は中古を手に入れ
仕事中のワタクシをドライブに誘いにやって来ました。
階段の無い国鉄(JR)横須賀駅を降りれば、
目の前の海にはいつだって、軍艦や潜水艦が停泊しているし、
街を歩けばどこにだってアメリカと日本の制服が歩いています。
今でも週末になると工房の上の部屋には
迷彩服を着た若いアメリカ兵がビールをケースで持って上がって行きます。
そんな日常が生まれた時からあるのだから、
あえてじっくり考える事もありませんでした。
版画集「Yokosuka Details」はそんな日常を第三者的な目で
見つめる事から始まりました。
日常が作品という非日常に変換される瞬間を
一市民から、いち作家の目を通して翻訳する事から始めたのです。
たかが12点の版画で街を表すことなど不可能だけれど
全ての風景はディテールで成り立っていることを思い
海と基地とドックの断片を選び取って見たワケです。

横須賀美術館の企画展
「街の記憶」写真と現代美術でたどるヨコスカ
あと、一週間となりました。6月30日までです。
是非とも、多くの方に見ていただければと思います。


横須賀美術館
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by fujita-art | 2013-06-22 18:58 | Comments(0)
2013年 06月 19日

貴婦人と一角獣

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門外不出のタペストリーがコーディネーターでパリ在住のUさんの手腕で
六本木に飾られました。
会場では同時にデジタル映像で本物には近づくことが出来ない
細部まで大画面で見ることができました。
これが、とても美しいのです。
この写真を撮って来たのが友人のカメラマンで
いつもワタクシの展覧会記録を撮って頂いているNさんです。(いい仕事してます)
パリにあるクリュニー美術館は迷路のような作りで
暗い室内は独特の雰囲気があります。
六本木(国立新美術館)の展示は見やすいのですが
クリュニーより少し明るい気がしますがダイジョブかな?

それにしてもすごい人でした。
実は昨日行く予定を立てていたのですが
休みだよと、知らされて今日になったのでした。
昨日行っていればこんなに混んでなかったのになぁ、、。
もっとも、展示も見られなかったワケで。
国立新美術館「貴婦人と一角獣」見ておいて損はありません。

帰りがけに渋谷のギャラリエアンドウさんへ、
「色の力」と題したテーマ展。
普段、モノクロ作品の展示が多いギャラリーに
色とりどりの新鮮な作品がいっぱいありました。

貴婦人と一角獣

ギャラリエアンドウ

■写真は国立新美術館の壁
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by fujita-art | 2013-06-19 17:41 | 美術館 | Comments(2)
2013年 06月 18日

来客

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珍しく朝から工房でお仕事をしていると
写真家でコレクターのAさんご夫妻が訪ねて来られた。
世田谷からはるばる横須賀美術館の展覧会を見に来てくださり、
帰りに寄ってくださったのです。
うまいこーしーでもお出ししようと思い立つも
ご贔屓の宍戸珈琲さん、今日は定休日。
仕方がないの今日はペパーミントティーを。
美術にも造詣が深く、美術について
ギャラリーについてと話が尽きません。
帰り際にはお約束のポラで一枚、証拠写真いただきました。

それにしても湿度計の目盛りが気になる今日この頃です。
クールでドライな男を目指すワタクシにはイヤな季節です。(笑)
身体中にシリカゲルを貼り付けたいと思う程です。


■写真はがらくたコレクションよりよくわからないカメラの部品
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by fujita-art | 2013-06-18 22:16 | Comments(0)
2013年 06月 09日

庭師



どこかから頂いた、外国(?)のチョコレートをかじり、
珈琲何ぞ頂きながら
テレビを見てくつろいでいたら、
軍手が飛んできました。
せっかく久しぶりにダラダラしようとしていたのに、
庭木の剪定を申しつけられました。
あぁ〜、やっぱり工房に逃げ込んで
お仕事のふりをしているんでした。
仕方ありません、重い腰をあげ、脚立と剪定バサミを出して
猫の額ほどのお庭にイザ。
始めると、どうも凝ってしまう悪い癖。
生い茂っていた枝葉が、冬枯れの木の様に、、、、。
定年になったら、アメリカへ渡り、
ビバリーヒルズの豪邸で庭師でもとの思いは打ち破られました。
もっとも、ワタクシには定年はありませんが。
きっと明日か明後日には肩や手に湿布を貼る羽目になることでしょう。
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by fujita-art | 2013-06-09 22:32 | Comments(2)
2013年 06月 08日

帽子をかぶって出かけましょう

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帽子を被って出かけたほうが安全な日射しでした。
でも問題が、、、。
ワタクシ言ってはなんですが、脳みそがいっぱい詰まっている関係で
サイズが合う、お帽子が滅多にないのでございます。
麦わら帽子なら入るのですが
麻布十番や銀座まで出かけるには、さすがにね、、。
「あっ、見て見て、カールのおじさん」
なんて言われかねません。
昨年手に入れた男の日傘を持って行けばよかったのに
うっかりしました。
梅雨とは名ばかりの、今日この頃です。

さて、
美大を出たからと言って、全てのひとが作家になるワケではありません。
ましてや30年以上もたてばなおさらです。
大学の同級生で陶芸作家の吹田千明さんの個展に出かけてきました。
30数年作り続けている姿は美しく、嬉しくなります。
作品はワタクシの重苦しいものとは正反対の
楽しくて、明るい作品です。
その後、銀座に寄って見た広瀬美帆さんの油彩も、
あっけらかんとした、平和そうな絵でした。
どちらも、その明るさを少しは見習わなくてはと、
思った次第です。
そうそう、清澄白河のギャラリービルの入り口に
ワタクシの名前を発見!
まぁ、横須賀美術館のポスターが貼ってあったということですが。
なにか?
ワタクシの名前だけ、蛍光マーカーで塗っておこうかとの
姑息な思いを、思いとどまり(?)
写真だけ撮ってきました。
こちらは6月30日までです。
m(_ _)m ←よろしくと打ったら出てきました。


■写真は清澄公園

吹田千明展

横須賀美術館
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by fujita-art | 2013-06-08 16:48 | Comments(0)
2013年 06月 06日

かんむし薬

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工房にガラクタがいっぱい入った箱があるのですが、
その中に、木でできたスタンプの様なものがあります。
どこで手に入れたのか忘れました。
これ、まぁ、言ってみれば版木なワケで
眺めていたら刷ってみたくなりました。
印刷は得意なんです。
版画家ですので。
墨で刷るのが道理なのでしょが、
用意するのが面倒くさかったので、
手元にあった油性インクを盛ってバレンで刷ってみました。
使いこなした美しい彫りです。
どうやら薬の袋に使用したもののようです。
子供用の熱冷まし「かんむし薬」とありました。
手彫りの文字はPCから出力したフォントとは
一味も二味も違います。
そうそう、ワタクシが研究しているツボ押し活版印刷も
バレンで刷るのが一番美しいようです。
恐るべし、バレンです。
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by fujita-art | 2013-06-06 21:35 | 版画工房 | Comments(0)
2013年 06月 02日

ボイスの足型

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ヨーゼフ・ ボイスのことや現代美術について
知ることになるきっかけを作ってくれたのは
作家の若江漢字さんでした。
若かった頃、若江さんの搬入をお手伝いして
その時ギャラリーのオーナーに作品写真を見せたことがきっかけで
ギャラリエ・アンドウとのおつきあいが始まったのです。

地方の美術展で最初に目をかけて頂き
美術館にまで作品を収めることになったきっかけを作って下さったのが
鎌倉近美の酒井忠康さん(現・世田谷美術館館長)でした。

そんなお二人が一緒に本を出すことになり
出版記念を兼ねた対談が
カスヤの森現代美術館で行われ、参加してきました。
まだ、読み終わっていませんが、
若江さんのボイス論の総まとめ的な本のようです。
「ヨーゼフ・ボイスの足型」若江漢字・酒井忠康 著/みすず書房
若江さんも酒井さんも文章がとても分かりやすいので
おススメです。
上の写真は1983年の夏にボイスのアトリエで
若江さんがボイスの足型を石膏どりしたものです。(すげっ!)
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by fujita-art | 2013-06-02 22:11 | 美術館 | Comments(0)