日曜日、G池田美術Studyの池田さんと横須賀美術館の若林奮展を見に行く。オープニングのときはゆっくり見られなかったので、もう一度じっくり対峙する。一度目のときにも感じたことなのだけれど、生前作家自身が展示に関わったいくつかの展覧会よりもなにか「さっぱり」して見える。作家自身がプロデュースすると思い入れが強すぎて、見ることにさえ緊張感を強いられてしまう感があった。それが良い悪いは別の話です。ただし、作品から発せられる「気?」ようなものはどのような場所にどのように展示されようと失われるものではありません。
今回の展示では若い時にパリで制作された版画(リト)のシリーズが取り分け印象に残りました。
学芸員の石渡さんにはいつもお世話になっています。展示を見た後の学芸員室での話も楽しかったです。
今回は池田さんの奥様とお嬢さんも一緒でした。帰りのドライブもまた楽しいひとときでした。