それなりに歳を重ねてくれば、物事を記憶していくことが不得意になっていくものだ。若いときのように計画を立てたところでその計画があやふやになってしまうので、その場その場で、行動した方がよろしい。覚えたことを忘れてしまうと嘆くより、いつも新しいことに遭遇する喜びとして、とらえた方が愉快である。明日のことほど不確かなことはないのだから、まだ見ぬ心配をするよりも、見つけた驚きを楽しむ方が良いに決まってる。
「明日のことは明日が心配します」
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