若い頃は、髪の毛は自分で切っていた。
床屋に行く余裕がなかったからだが、
今はプロに任せる。
少なくなった髪の毛を切るのは勿体無いので
滅多に行かないけれどね。
出来れば枝毛とか言うものが欲しい。
一本が二本に増えるのは魅力的だ。
木を切るにはノコギリを使い、
布や紐類ははハサミを使う。
紙類にはカッターナイフを使用するけれど、
版画で使う紙はほとんど手で切る。
定規を当ててビリビリッと。
箱物のオブジェなんぞこしらえていると
どうしてもガラスを切る必要が出てくる。
以前はダイヤモンドカッターって言う道具を使っていたが意外と難しい。
失敗が多く、不燃ゴミが増えてしまう。
ところが最近はオイルカッターって言う便利なものがあり、
これを使うと、失敗がほとんど無い。
ガラスを切るときの適度な緊張感と、カッターで傷をつけ
パカッと綺麗に割れるときの爽快感はたまらない。
こんなにいろいろ切っているのに
切れる男ネ!
と言われないのは何故? (泣)